マリーンズ・ベースボールトラベラーは全日程終了しました弊社にてプロデュース並びに企画、開発のお手伝いをした企画「マリーンズ・ベースボールトラベラー」。QVCマリンフィールドの壁やフィールドを用いてすべての客席から見ることができるファンサービスイベントとしてのプロジェクションマッピング企画は、8月22日の最終日をもって全日程を終了しました。 http://baseball-traveller.net/ マリーンズ・ベースボールトラベラーの特徴は、まずフィールド、外野の壁、そしてフィールドに置いたキューブ(一辺約4m)の3つを同時に使用したプロジェクションマッピングであることです。マリンフィールの円形という形を活かし、内野席外野席を問わずあらゆる角度から楽しんでもらえるようにということでこういう設計になりました。プロジェクションマッピングは1回きりの大規模イベント、という印象がありますが、このベースボールトラベラーはお盆の時期のホーム9連戦(中1日予備日)全日程でやってしまおう、というのもプロジェクションマッピングイベントとしてはこれまでにない規模感だったと思います。(実際には試合進行の都合上、8日実施) 事前のプレス発表の成果は大きく、多くの媒体に取り上げられました。 ベースボールトラベラーで使用したプロジェクターは6機です。2階スタンドの1塁側、3塁側にそれぞれ3基を配置しました。フィールド、壁、そしてキューブをそれぞれ1台ずつ、左右から照射します。中でもフィールド用には4万ルーメンという、これまでにない超強力なプロジェクターを使用しました。
しかも、フィールドへの照射は角度が浅く、しかも人工芝は光を吸収するようにできているため、プロジェクションを行うにはかなりの悪条件です。演出上も、試合終了後のキューブを持ち出し、正しい位置にセッティング。最後
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